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所属: 生物資源科学部地域資源開発学科 職位:講師 学位:博士(農学)
研究室:県立広島大学庄原キャンパス3301号室
E-mail:furuyama*pu-hiroshima.ac.jp *を@に変えてください。
研究内容:https://researchmap.jp/furuyamashinichi
施設園芸は限られた面積で多くの収入が得られるという特徴があり、一戸あたり耕地面積が小さい中山間地域においては重要な農業の形態です。私は温室や人工光型植物工場を用いた新しい栽培技術について研究しています。
施設園芸生産に関する研究開発を行っています。
主に以下のようなテーマに興味を持っています。
?温室での研究
?施設園芸の高度化(環境制御技術?生体情報の活用)
?低コスト省力栽培技術
?気候変動対策
など
?人工光型植物工場での研究
?高速生産技術
?新規作物の栽培技術
?機能性成分を向上させる栽培技術
など
植物の生育は環境の影響を強く受けます。例えばトマトを生育適温の範囲内で育てる場合、温度が高いほうが葉は早く展開し果実も早く収穫できます。しかしいくら温度を高めても、そのときの光合成量が少なければ収穫できる果実は小さくなります。また赤系リーフレタスでは、低温や青色光が多い光源下で栽培した方が機能性成分であるアントシアニンの濃度が増えることもよく知られています。私たちは様々な環境が植物に及ぼす影響について研究しています。施設園芸は露地農業と比べると面積当たりの投入エネルギー量が多い農業ですが多くの収益も見込めます。施設園芸の栽培研究を通じて地域農業への貢献もできればと考えています。
私たちは学内に整備された温室や人工光型植物工場を活用して、施設園芸の新しい栽培技術の開発に向けて取り組んでいます。研究室では栽培に使う機器を組み立てから収穫物の分析まで、栽培に関わることを幅広く行っていこうと思います。みなさんと一緒に研究ができる日を楽しみにしています。
県立広島大学に着任するまでは、北海道内の市町村、農業改良普及センター、JA、農業関連企業、生産者、農業高校等と連携して、温室における園芸作物の栽培に関する研究開発に取り組んできました。県立広島大学では、温室と人工光型植物工場の栽培について、地域の皆様と研究に取り組んでいけたらと考えています。興味のある方はご連絡ください。
施設園芸、植物工場、パイプハウス、スマート農業、省力多収技術、中山間地域農業