本専攻では、生命科学、食品資源科学、環境科学に関する高度な教育研究の中で、人類が抱える諸問題の解決に取り組む専門性の高い人材を養成することを目的としています。
博士課程前期では、応用生命科学分野、食品資源科学分野、環境科学分野の各分野において、それぞれの分野の専門家である教員の指導の下、高度な専門知識や技術をもった研究スペシャリストを育成します。また、研究成果を基盤とした産学官連携?地域貢献活動を推進しています。博士課程後期からは、生体機能制御学分野も加わり、高度な専門知識、創造力及び問題解決能力をもって柔軟に取り組む指導的役割を担うことができる国際的な視野を持った人材を育成します。修了生は化学?製薬、医療?福祉、公務員、博士研究員?大学教員など、様々な分野で活躍しております。
大学院の標準修学期限は、博士課程前期で2年、後期で3年と、決して長いものではありません。しかし学部教育で学んだことを基礎に、自ら考えて課題に取り組む能力が養われ、飛躍的に成長するのがこの時期です。大学院での学びを、生涯にわたる学びや研鑽の礎として活かし、地域および国際社会において活躍されることを期待しています。
生命システム科学専攻長 金岡雅浩